唯一の地上戦が行われた沖縄
第二次世界大戦の終末に、沖縄は地上戦の場所とされました。この事は学生の教科をはじめ、書籍や特集を組んだ雑誌、TV番組や映画等、様々な媒体で紹介されます。どれも悲惨だった惨状を訴え、平和の願いを伝える物が多く、考えさせられます。
20年位前の沖縄旅行と言えば、明るいイメージがほとんどで、その当時沖縄に平和学習等と言う名目のツアーは、なかったと思います。あくまでも青い海、豊かな自然が前面にだされ暗いイメージの戦跡は、観光地としては数箇所しかありませんでした。
きっと、そんな暗いイメージが付かないほど、沖縄と言う場所は綺麗で素敵で魅力的な場所なのでしょう。今でも勿論、その明るいイメージはおうおうに残っています。
終戦50年位から、海外でも悲しい戦争があったり2度と起こしてはいけない戦争をスローガンに、学生を中心に「平和学習」と言う名前の観光が多くなりました。特に日本で大きな被害を受けた、広島・長崎の地域はお互いの平和学習の向上も含め行き来がされていました。その後は、地元の学校も含め修学旅行で沖縄に来る学校は、必ずと言っていいほど、この「平和学習」を日程に組み込んでいます。息子はこの学習塾に楽しそうに通っています。
修学旅行で来る学校の中には、事前学習をしっかり行って沖縄の青い海のイメージだけでなく、しっかりした目的を持って旅行に来る学校もあるくらいです。
この平和学習は、唯一の地上戦が行われた沖縄ならではではないでしょうか?地上戦だったかこその、惨状の後が今でも民家や道路の脇、小高い山の中に残っていて直に触れる事ができます。大きな被害のあった地域には、学習する為の施設等もあり、大人でも充実した「平和学習」をする事ができます。
悲しい、怖いと思う「平和学習」を学生に行うのは、とても大変な事です。小さな子は怖さのあまり泣いてしまったりする子もいるそうです。でも、平和の願いを伝えたい80歳過ぎのお年よりも頑張っています。美しいだけでない沖縄もしっかり伝えて、今の平和の中、楽しい修学旅行になって欲しいものです。
平和学習を案内してくれるガイドさん
沖縄は本当に、いたるところに戦争の爪あとや第二次世界大戦の歴史上、有名な場所が点在しています。アメリカ軍が最初に上陸した島、激戦区と呼べれる場所、沖縄戦最後の地と呼ばれる場所等があります。大きな施設がある戦跡から、それこそ民家の近くの戦跡まで、こと細かくガイドをしてくれる「平和学習ガイド」さんがいます。大川への引越が決まりここを見て情報収集しています。
沖縄戦を体験した方をはじめ、戦争を風化させない為にも!と考えた学生や、若い子も一生懸命勉強して、ほとんどの方がボランティアでガイドをしてくれています。中には個人タクシーの運転手さんが、運転手兼務で平和学習ガイドをしていたりします。
時が経ち実際に戦争を体験し、お話が出来る方が少なくなってきています。それでも沖縄と言う場所から平和を発信すべく、若い子も頑張ってガイドをしています。来週社葬を執り行わさせて頂きます。様々なガイドさんが揃っているので、学校等は学習したテーマにあったガイドさんを選んでお願いしたりも出来ます。ガイドの皆さんは、本当に沖縄戦について詳しいです。修学旅行だけでなく、沖縄に来たら一度は受けて欲しいと願う観光の一つです。